COLUMN車のトラブル解決コラム
当て逃げで警察は捜査してくれないって本当?
- 2016.04.05
- 交通事故について
自動車を、自分がどれほど慎重に運転をしていても、誰かに当て逃げされたらどうしようもありません。
当て逃げで警察が動くのか
当て逃げされたときには、自分の不幸を嘆くよりも、まずするべきは警察に連絡をすることです。
怪我をして救急車に運ばれるほどの大事故であれば、連絡がとれないこともあるでしょうが、動くことが出来るのであれば、すぐに動くべきです。
当て逃げであれば、相手に非があるわけですから、車の修理費や怪我の治療費を請求することだって出来ます。
ただし、それは相手が誰か判明して捕まえなければ無理です。
そのためにも、警察の力を借りることは必要です。
しかし、良くある話ですが、当て逃げでは警察が本格的な捜査をしてくれない、ということがあります。
あくまでもそのような噂があるということですから、真実とは言えません。
ただ、嘘とも言えないのです。
当て逃げが軽視されてしまう理由
当て逃げで警察が捜査をしないというのは、どういうことかというと、被害届をだしたとしても、捜査をしないこともかなりの割合であるからです。
犯罪者を野放しにするのか、ということではなく、明確な証拠などがあれば犯人を特定しやすいのですが、被害者の証言があっても、犯人が特定できずに捕まらないことが多いからです。
警察というのは、殺人や強盗など重大犯罪の捜査も行います。
しかし、警察官の数は限られているわけで、軽い犯罪、解決する見込みの薄い犯罪に対して、人的リソースを割きたくないというのが正直なところです。
それに、当て逃げをした相手は、後から罪の意識を感じて自首してしまうことも、かなりの確率でありますから、捜査をせずに解決できる案件でもあります。
泣き寝入りをしないために
当て逃げされたと警察に通報しても、捜査をしてくれない時、犯人が自首をしてくれたら幸運、というのでは被害者は泣き寝入りすることになります。
車の修理費や怪我の治療費、仕事を休むことで発生する損害などを考えれば、犯人を捕まえて償わせなければ大きな損失です。
そこで、自動車に取り付けておくべきなのは、ドライブレコーダーです。
最近は、手軽に機器が購入でき、設置も簡単です。
動画で当て逃げされたときの映像が残っていれば、動かぬ証拠となり犯人の特定もしやすくなります。
ドライブレコーダーで当て逃げ対策をするのであれば、車体に衝撃が加わった時に撮影が行われるセンサーがついている製品が最適です。
動いているものに反応するのでは、人やバイクが傍を通るだけでも撮影開始してしまうからです。
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