COLUMN車のトラブル解決コラム
事故後、ライトが破損。そのまま走行可能なのでしょうか?
- 2015.10.13
- 交通事故について
事故等で片側のテールランプだけ切れてしまった場合、街中で整備不良で停車させられる可能性があります。
しかしながら、以前事故の際に、テールランプ切れが発生している車を止むなく走行させている状況がありました。
基本的にどこからどこまでがだめなのか、どこからならよいのかを調査してみました。
道路交通法の定義では
道路交通法では、次のように定義されています。
「警察官は、当該車両の運転者に対し、道路における危険を防止し、その他交通の安全を図り、
又は他人に及ぽす迷惑を防止するため必 要な応急の借置をとることを命じ、また、応急の措置によつては必要な整備をすることができないと認められる車両(以下この条において「故障車両」という) については、当該故障車両の運転を継続してはならない旨を命ずることができる。」
要は、警察官の判断に委ねられている内容となります。
実際は止められるとどうなるのか
テールランプについては、普段気にしていないと分かりづらいこともありますし、ヘッドライトも最近は、夜間でも明るい場所や光量が大きく、夜間でも見やすいため、意識しておかないとこちらもまた気が付きにくいと感じます。
そのため、急に警察官に停車を求められても、何のことだか分からないと思います。
実際に停車させられてしまうと、キップを切られて、7000円を取られます。
ただ、是正処置の説明を受けると走れることもあります。
整備不良にならないケース?
ただし、道路交通法の定義でも実際は警察官に委ねられている部分が大きいので、テールランプについては、片側かつハイマウント等で点灯が確認できる状態であれば、問題ない判断となるケースがあったり、ウインカーに関しても、手の信号で外部に分かるようにしておけば、問題ないと判断されることもあります。
いずれにせよ、応急処置対応であることには変わりませんが、迷惑が掛からないという条件下が一番のポイントであることは間違いありません。
早く対応を
とはいっても、いつまでもその状態で走行することはNGなので、早めに直す必要はあります。テールランプ等はDIYで直すことも十分可能です。電球自体はそれほど高くはありません。
場合によっては、予防でまとめて切れていないものまで交換したところで、数千円のレベルです。最近はLEDも増えていますが、それでも電球も多いので、定期的に交換しておくことも予防安全という意味ではよいことです。
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