COLUMN車のトラブル解決コラム
車のエアコンが故障した原因と対策
- 2016.04.28
- 車のメンテナンス
車のエアコンの故障というのは直接運転する部分と関係ないことから修理を後回しにしてしまうことが多いと思われます。
しかし、夏の暑さに耐えられなくてやっぱり修理に出そうかと考えてしまうことが多いようです。
しかし、修理代はどの程度かかるのでしょうか。
そもそも車のエアコンの故障原因というのはどのようなケースがあるのでしょうか。
エアコンガスの漏れ・不足
まず最も多いのはクーラーガスが漏れていたり、不足しているというものです。
このためエアコンの効き目が悪くなります。
そもそもこのガスの状態はどこで確認するのかと言いますと、エンジンルームにサイトグラスという窓があるのですが、その窓からガスの流れがわかるようになっているのです。
液体に気泡が十分に含まれている場合はガスが正常に流れてきているということです。
しかし液体ではなくて白い泡が発生している場合はガスが不足している可能性があります。
ちなみにガスは問題ないのに冷気が出ない場合は内部圧力に問題があると思われます。
このようにクーラーガスが不足している場合は4000円程度で補充できるので検討してみることをお勧めします。
しかし、ガス漏れの場合はいくらガスを補充しても問題を解決できないのでクーラーガスを補充する前にガスが漏れている場所を特定する必要があります。
ガスが漏れる場合はガス漏れ修理が必要となり、大体平均して23000円程度の修理代が必要となります。
コンプレッサーの動作不良
次にエアコンの故障原因としてコンプレッサーが動かないというケースがよくあります。
コンプレッサーというのはエンジンに取り付けられているもので直径20cm程度の丸い筒状のものです。
このコンプレッサーにガスが出入りする配管が取り付けられています。
なおコンプレッサーはファンベルトで動かすことができます。
コンプレッサーが作動した合図というのはエアコンを付けた時にスイッチ音がしたかどうかで判断します。
音が聞こえない場合は直接コンプレッサーの位置を確認してエンジンをかけてコンプレッサーが動いているかどうかを確認します。
どのように確認するのかと言いますと、コンプレッサーが動いていない場合にガスをチャージしてコンプレッサーが動くようであればガス漏れの可能性が高いということです。
コンプレッサーの修理
次にガスを補充してもコンプレッサーが動かない場合はコンプレッサーが故障している可能性があるので修理が必要となります。
ちなみにコンプレッサーの修理は50000円程度かかってしまいます。
このため、もし長年乗ってきた車であれば新しい車の買い替えも視野に入れて修理をするかどうかを判断してください。
交通事故で困った時は
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