COLUMN車のトラブル解決コラム
夏車のエアコンが冷えなくなったら!その原因と対処法
- 2016.04.08
- 車のメンテナンス
夏場に車のエアコンが効かなかったら大変です。
機密性がよい車内は50℃以上もの高温に達しますから、早く冷風を出したいですよね。
エアコンガスの減少
冷却能力は徐々に低下していきます。
冷えない原因として真っ先に挙げられるのは、エアコンガスです。
これがなくなると、冷却能力が落ちます。
ガスの補充はカーディーラーなどでできますから、まずはそれを行いましょう。
大抵はこれで解決することがほとんです。
エアコンを多用すると燃費が落ちるため、それを嫌って使わない方もいます。
また、ほぼ使わなくても済むような寒冷地でも同じようなケースが見られます。
不思議なもので、いざ使おうと思ったら、調子が悪いことがあるものなのです。
なので、常にとは言いませんが、たまに使ってあげるとコンディションを保つことができるので、「ガスが減るから」、「燃費が落ちるから」などと言わず、うまく使ってあげましょう。
根本的に壊れてしまうよりは圧倒的にマシなはずです。
サーモスタットの不良
もう一つ考えられる原因は、サーモスタットの不良です。
サーモスタットとは、エンジンによって温められた温風を送るか、それとも温められていない風を送るかを判断するセンサーです。
バランスが崩れると、ずっと温風を送り続けるか、その反対に冷風を送りつづけるため、冬場にいつまでたっても温風が出ないという現象もあります。
従って、ガスを補充しても冷えないと感じられるようでしたら、サーモスタットを疑いましょう。
サーモスタットの不調はエンジンのオーバーヒートやオーバークールにもつながるため、最悪の場合は車そのものに負担をかけてしまいますから、この場合は早く交換してしまったほうがいいでしょう。
それでも冷えない
それでも冷えない場合ですが、ベストな状態で冷却できるような環境を整えることが大事です。
冷えないからといって、温度を下げても冷風はすぐ出ませんし、負荷をかけるだけです。
まずは冷静に車の窓を開けて車内の温度を下げるのがいいでしょう。
それから車を走らせれば多少は室内は冷却されます。
エアコンのスイッチを入れるのでしたら、このタイミングがベストなのです。
あとは、窓を完全に締め切って、外気を入れないよう内気に切り替えればエアコンの効きがぐっとよくなるはずです。
結論から述べましたが、そもそもエアコンの使い方を見直せば、突然冷えなくなるということは滅多にありませんので、少しでも早く車内から熱を逃がして、冷却しやすい環境を整えてあげるということが重要であるということを覚えていただきたいです。
また、サンシェードを利用して日差しを遮るというのも有効です。
交通事故で困った時は
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