COLUMN車のトラブル解決コラム

鳥のフンが付いてしまった。すぐに取らないとシミになるって本当ですか?

鳥のンが付いてしまったや虫の影響で塗装にシミが出来たというトラブルはたくさん聞きます。

夏場は特に熱くて洗車が億劫になるにもかかわらず、被害は多く出るタイミングです。
実際、すぐに取らないとシミになって取れなくなります。

鳥のフンは塗装を冒します

虫や鳥のフンはそこから酸を出してしまうため、塗装を奥まで冒してしまいます。夏場は特に条件が悪く少しほっておくとこのような現象になり、色つきの車は目立ってしまいます。

鳥のフンが付いた場合は、すぐに水をかけて、落とすことをお勧めします。
虫の死骸についてもシミになったりしますので、早急な処置が必要です。

塗装を冒すと元に戻らない?

結論から塗装が冒されると元に戻りません。冒されるということは塗装の表面の層が無くなってしまうからです。

塗装自体は何層かに渡って構成されていますが、その膜がそれぞれ無くなってしまいますので、凹凸が生まれ、元に戻らなくなります。

状況が軽微だと、周辺のところも含めて、コンパウンドで磨くことで塗装表面の平準化なので補修出来なくはないですが、それでもあとでコーディングなどの保護膜生成は必要となってしまいます。

コーティング車は大丈夫?

コーティングをしているので大丈夫とも言われる方がいますが、それは大きな間違いでコーティング層自体も冒されてしまうので、コーティング自体から塗装まで冒されることに繋がります。

その為、コーティングがあるから大丈夫とは言えず、安易な判断がより取り返しのつかない現象に繋がることも知っておく必要があります。

コーティングも塗装表面の保護膜で表面にいろいろ付着すると効果が半減するだけでなく、付着物がとれなくなります。

付いたらすぐとる

鳥のフンや虫は可能であればすぐに除去してください。すこしが悲劇を生みます。それほど厄介なものなのです。それとコーティングかワックスなどで出来るだけ保護層は設けてください。少しは猶予が出来ます。

万が一にもシミになったとしても少し磨けばOKなケースも多いです。
小さい個所でも広がってくることもあります。ちょっとでもすぐとることはクセにしてください。

窓ガラスも?

ボディーだけでなく窓ガラスなども同じです。ほっておくとシミになることと油膜の原因になります。

そのため、付着したらすぐとるという行為は同じです。焼きついてしまうとこちらも磨くのが大変になります。

交通事故で困った時は

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