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ハイブリットカーのバッテリー交換の仕方【寿命・費用など】

ハイブリット車がこの世に誕生したから20年以上経ち、その能力も向上し、開発企業以外の各会社がハイブリッドカー開発に着手し、ハイブリッドカーのバッテリー能力も各段に向上しました。

通常のガソリン車と異なるのが、バッテリーの寿命と交換のタイミングや費用です。
ここからは、ハイブリッドカーのバッテリーについて話を進めてゆきましょう。

ハイブリッドカーのバッテリーの寿命

ハイブリッドカーのバッテリーは現在、主にニッケル水素電池が多く、タブレット端末やノートパソコンなどに使用される電池が自動車用に改良されて、長寿命で安全、高性能として搭載されています。

従来多くの家電製品や携帯電話に使用されていたニッケルカドミウム電池の特徴として畜電力が減少することで劣化が進み、また、電力を使い切らずに充電することにより、その情報がメモリーされるため、それを繰り返すことで徐々に蓄電能力が衰えるため、使用劣化が進むことが問題点としてありました

ニッケル水素は充電を繰り返しても性能の衰えは無く、メーカーも10年保証を設定していることが多いです。

ハイブリッドカーのバッテリーを交換するには

現在販売されているハイブリッドカーの電池は、ニッケル水素電池で、メーカー保証も10年で、万が一この期間に不具合が発生すれば無償交換としていることから、メーカー側の耐久性に対する自信が伺えます

実際に、使用により充電を繰り返しても10年以上、何の問題もなく使用できている車両が多く、万が一10年経過後に交渉して交換する場合でも、交換費用は20年前に比べて格段に安くなっています。
バッテリー交換はメーカー系の整備工場で主に行われ、費用は13万円から20万円といったところでしょう。

中古車のハイブリッドのバッテリーに対する懸念

ハイブリッドの中古車を購入する際に、もっとも心配となるのがバッテリーの寿命であり、購入後に不具合が出る懸念から躊躇する人が多いようです。

購入直後にバッテリー交換となると、費用が重なるので、中古車選びには慎重になるはずです。
ディーラー系の中古車販売店で販売される中古車は、認定中古車として保証が付けられており、劣化した車両はバッテリー交換が済んでいることや、耐久性テストが行われているため、安心して選べるという利点があります

個人の中古車店では、オークションから仕入れてそのまま販売することが多く、保証内容もディーラー系認定中古車に比べて質の低い内容であることが多いです。

ハイブリッドカーの購入は、保証内容やサポートの面でも信頼できるメーカー系中古車販売店で購入することが好ましいでしょう。

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