COLUMN車のトラブル解決コラム

エンジンが掛かるのですが、掛かりにくい・・・バッテリーだけが原因でしょうか?

夏場に近くなるこの頃ですが、エンジンをかける際に、かかりが非常に鈍くなっている場合が多いとの質問が増えています。

この場合は、バッテリーに関係し、バッテリー自体が弱っていることが可能性として高いです。

まだかかる間であれば、問題は少ないかもしれませんが、いずれにせよ交換は必要です。

バッテリーの劣化の原因とは

バッテリーは、基本いいレベルのものであれば、3年の保証が付いています。

保証があるということは、その間は問題なく使えると言うことであると言えますが、あまり走行しない、電装パーツをたくさんつけているなどの外部要因があれば、性能劣化が早くなることもあり得ます。

もし、そのような場合は、使用量を減らしたり、より容量の大きいものを装着するなどの対応が必要です。

単純に劣化の原因だけを取り上げると、電極と液の量、液の比重低下が考えられるため、液量の管理を行うことが1つの解決策です。

ただし、液量がばらつくなどの、傾向が異なる場合は、バッテリー自体の性能劣化だと考えられるため、交換が必要です。

寒冷地仕様はバッテリーが大きい

先にあげた、より大きいバッテリーに変更するとの話の延長線の話ですが、寒さによってもバッテリーの性能は低下します。

そのバッテリーの性能劣化はバッテリーの容量で補えるところもあるので、より寒冷地向けの仕様では大きめのバッテリーサイズのものが搭載されている傾向があります。

ただし、バッテリーの容量が大きいことと同時に発電機であるオルタネーターの容量も変更になっているケースがあります。

その為、バッテリーの容量が大きくなれば、寿命が延びるわけではないということも意識しておく必要があります。

バッテリーの寿命延長のためには

バッテリーは変な話、6年以上使用されているケースも多く見受けられます。

定期的に走行し、あまり装備が付いていない、そこそこの距離を走るなど安定した使い方をされている上に、車が割に小型車か多い傾向があります。

小型車ほど負荷が高そうですが、実際は、大型車だと、停車時においても電力が使われていることが多く、非常に不利な条件です。

小型車の場合、必要最低限の機能で、少し大きめのバッテリー搭載でこまめに走行するシーンが多いためのようです。

それでも交換サイクルは早めの方がトラブル回避には繋がりますので、より安心ですが、費用を考えるとよりコストを抑えられた方がよいですよね。

交通事故で困った時は

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