COLUMN車のトラブル解決コラム
車についた虫の死骸を取りたい!車への影響と除去方法を紹介
- 2016.10.20
- 車のメンテナンス
夏の日の夜間、高速道路などを走行すると車の前部に虫の死骸が付着する事が多く、長時間放置すると固着して塗装面を傷めてしまう恐れがあります。
塗装面を傷める原因は衝突して潰れた時に出る体液で、タンパク質やリン酸で形成されているので、固着すると塗装面に浸透して浸食や変色などのダメージを与えてしまいます。
また、各種コーティングを施していても、酸やアルカリ成分が皮膜に浸透する性質を持っているので、塗装面のダメージは避けられない状況となります。
専用のクリーナー
こうした状況を避けるために、固着する前に洗車をすれば簡単に除去する事ができますが、真夏の暑さで熱せられた虫の死骸は固着するのが早く、除去するのが困難になりますが、専用のクリーナーを使えば簡単に除去する事ができます。
専用のクリーナーは、多くのメーカーから発売されていて、使用方法が異なる場合があるので、取り扱い説明を見ながら作業を行うのですが、準備段階として洗車を行い可能な限り虫の死骸を除去してから作業します。
洗車をする
洗車をする際に、炎天下で行うとウォータースポットやイオンデジポットなど、塗装面に別のダメージを与えてしまう恐れがあるので、曇りの日や日陰などを選び、服のボタンやジッパー、アクセサリーなどで傷付けてしまう可能性があるので、適した服装で行います。
洗車をしたら水分を拭き取ってからクリーナーを使用する物と、水分を拭き取らずに使用する物などがあるので、使用方法に従って作業するのですが、ウォータースポットやイオンデジポットの原因となりますので、可能な限り水分を拭き取ってからクリーナーを使うようにします。
クリーナーの使い方
クリーナーは、虫の死骸のある場所に直接吹き付けて、浸透させるために数分放置した後、水洗いとカーシャンプーを行うと簡単に除去できますが、頑固な固着の場合は死骸の上にティッシュを被せ、その上からクリーナーを吹き付けると浸透力が上がり効果があります。
また、1度のクリーナーでは除去できない場合は複数回行うと除去でき、最後に必ずカーシャンプーでクリーナー液を洗い流すようにします。
虫の死骸が固着する前の対処法として、ウエットティッシュを常備しておき、運転が終わる度にウエットティッシュですぐに取り除くようにすると良いのですが、最善の方法は塗装面を飛び石や傷などから保護するプロテクションフィルムを施工する事で、どんな形状でも施工できて張り替えも可能なので利便性があります。
交通事故で困った時は
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