COLUMN車のトラブル解決コラム

燃費が大きく下がっています。特に車自体の変化は感じませんが・・・

最近燃費が悪くなったと感じることが増えていませんか。

最近の車は、メンテナンスに手をかけなくてもそこそこ燃費はいいので気が付きにくいかもしれませんが、いきなりパワーが出にくくなったとか、音が大きくなったとか、など気が付くポイントがでてくるはずです。

体感できるようになってくるとそれが不具合から来るものなのか単純にパーツ交換で対処できるレベルのものなのかを判断する必要が出てきます。

ここではその判断基準について説明します。

どこからか音が大きくなった

これは私も経験がありますが、突然車の下からの音が大きくなったと感じる場合があります。それとともに、ガソリン臭い匂いもします。これはマフラーに穴があいているケースが多いです。

マフラーは単純に排気を出している訳ではなく、その排気経路でもパワーが変わってしまいます。特にターボ車などはそこが顕著に出ます。そのため、軽自動車などではその影響が大きいです。

音と発進時のもたつきが出てくるようであれば、その可能性は高いと考えられます。

エンジン音にカチカチ音がする

オイルが悪くなると潤滑性能が落ちるので、エンジンの中の機構の音が外部にするケースがあります。その場合も潤滑性能が落ちる関係でエンジン出力が低下するケースがあります。

その場合は、オイル交換の必要があります。
オイルもある程度の粘りで、エンジンパワーが変わったり、抵抗ロスで燃費が変化することが顕著になります。

オイル交換はお任せではなくてある程度の距離目安をつけて、管理しておくことで燃費への影響を低減させていくことが必要です。

タイヤの空気圧が低い

タイヤの空気圧が燃費に影響するのは自転車を乗るとよくわかります。自転車も空気が減った状態で乗ると非常に重く感じます。

しかし、空気が入っていると軽く走れます。理由は路面との接地面積です。

接地面が多いと抵抗も増えますので、燃費が悪化します。逆に接地面積が低いと車が軽くなり、燃費が向上します。

まれにあるのは、インチアップした際に偏平率、タイヤの大型化で燃費が悪化する場合があります。見た目は重要ですが、燃費を考えるのであれば、適正なタイヤサイズが必要です。

最近は、同じサイズでもサイドのデザインなどで接地抵抗を減らした省燃費タイヤも増えています。そちらへの交換もおススメです。

よい空気、よい燃料、よい火花

車は空気を吸い込み、燃料を噴射、火をつけることで爆発し、前に進みます。そのため、空気が通りづらい(エアクリーナー)燃料がよくない、火花が飛ばない(プラグ)というところに影響が出ると燃費は悪化します。

単純なことが一番影響することもあります。エアクリーナー、プラグは簡単に見れますので、今一度チェックをしてみてください。

交通事故で困った時は

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