COLUMN車のトラブル解決コラム
エンジンが止まってしまうことがあります。症状としては、ノッキングに近いものがあるのですが・・・
- 2015.06.27
- 車のメンテナンス
エンジンが走行中に止まるのは、非常に怖いです。エンジンは、火、燃料、空気の3種で動きが決まっています。
このケースでは、その3種類のどこかに不具合があるのです。結論が見えていることなので、それぞれのチェックで早々に解決させましょう。
火花が飛んでいない
エンジンは、爆発力で、動いています。最初に火花が飛ばないと爆発が起きません。その火花を出すのは、点火プラグと呼ばれるものです。
走行中に、カクッと止まるのは、点火プラグが火花を飛ばせていない可能性があります。
点火プラグの不具合の場合、急激にパワーダウンする場合と、一気に止まる場合とありますが、今回の場合は、一気に止まるので、点火系の制御不具合を疑うことが、近道であるため、修理工場への点検をお勧めします。
燃料が回っていない
もちろん、燃料が供給されていない場合は、止まります。単純な話であれば、ガス欠で、その場合、燃料計が最下限をしてしていないか、確認します。最下限でなければ、燃料ポンプか供給経路における詰まりなど、機構系の問題でしょう。
加速中に、ガクッとしてエンストする場合もありますが、その場合は、燃料の供給が追い付いていないため、噴射装置であるインジェクターと呼ばれるパーツか、制御系の問題と判断できます。
このトラブルの場合、しばらく、様子をみると突然動きだすことがあります。動き出したタイミングで、修理工場へ持ち込んでください。
空気が取り込めていない
空気の場合は、いくつかありますが簡単なところでは、エアクリーナーを社外品に変えている場合の、制御系の不具合です。エアー(空気)の取り込み量が増えて、燃料との比率(空燃比)がおかしくなり、燃料が薄くなるため、止まることがあるという点です。
エンストが関係している簡単なトラブル要因としては、エアーの経路途中のエア漏れが発生していることもあります。急に掃除機ではありませんが、シューとかコ―とか、空気が流れているような音が聞こえている場合は、このトラブルの可能性があります。
単純にリークと言っても、通常エアクリーナーで外気のほこりや砂などを取り除いたものをエンジンに送りますが、この場合、漏れもさることながら、漏れ個所からも外気を取りこんでしまっていますので、そのままにしておくとエンジンにもダメージを与えることになります。
ゴムも経年劣化するため、割れや裂けが発生することも否めません。
次に、アクセルをオフした際にエンストしてしまうことがある場合は、エンジンにエアーを送る役目をしているスロットルバルブと呼ばれているパーツを制御しているバキュームセンサーという空気量を測る制御系のトラブルが発生している可能性が高いです。
交通事故で困った時は
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