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エンジンオイル漏れ原因は?対処方法と修理費用の目安を知りたい

エンジンオイルはエンジンを正常に使用するために不可欠なものですが、何らかの理由でオイル漏れを引き起こすことがあります。
オイル漏れはエンジンにダメージを与える可能性が高く、早めの対処が必要です。

そもそもエンジンオイルとは?

自動車を走行させるための動力源となっているのがエンジンです。
現在の自動車の主流である4サイクル方式の場合には潤滑油としてオイルが循環する仕組みとなっています。

オイルはピストンやカムシャフトなどの運動する部品がスムーズに動くために不可欠なものであり、規定量のエンジンオイルが存在することが求められオイルが規定量を下回る場合には運動する部品が焼けつくなどして摩耗し、最終的に作動しなくなる恐れがあります。

エンジンオイルが減る理由

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エンジンオイルは規定量に注入していてもいずれは減ることになりますし劣化によってその性能が低下するため適切な走行距離および期間内に交換することが必要です。
これらを守っていれば極端なエンジンオイルの減り方をすることはありません。

しかし、何らかの理由でエンジンオイル漏れを引き起こす場合があり、その場合には何らかの対処をする必要があります。

エンジンオイル漏れの原因

エンジンオイル漏れの原因としては、つなぎ目であるシーリング材が劣化することがもっとも多いケースです。特に古いエンジンオイルを排出するためのボルトにもシーリング材としてパッキンが用いられていますが、このパッキンが劣化することでもエンジンオイル漏れを引き起こす原因となります。

またエンジンオイルはエンジンの底に溜まる仕組みとなっています。
オイルの溜まる場所がオイルパンと呼ばれるもので、一枚の板で形成されています。通常はそこから漏れ出ることはありませんが、何らかの理由で傷つけたりして穴が開いて漏れでてしまうケースがあります。

大量のオイルが漏れている場合にはただちに使用を停止する必要がありますが、わずかな漏れの場合にはオイルの残量を見ながら走行させることは可能です。しかしエンジンオイル漏れを起こしている状態は正常な状態ではないため早めの対処が必要です。

わずかなオイル漏れの場合にはオイルの粘度がひくいことで起こっている場合があり、粘度の高いオイルに交換したり、エンジンオイル漏れ止め剤を用いる方法があります。
費用も安く2千円程度で対処することが可能です。

またシーリング材の劣化の場合には漏れ出ている部分を外からシーリング材を継ぎ足すことで対処することができますし、パッキンの劣化であればパッキンそのものを新品にすることでエンジンオイル漏れを防ぐことができます。

材料としては1千円程度になります。これらの方法は素人でも行うことが可能ですが、原因としてオイルパンに大きな穴が空いている場合などは交換する必要があり、この場合にはエンジンの大きさなどで変わりますが数万円程度の費用は必要になります。

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