COLUMN車のトラブル解決コラム
バッテリーを交換したら、パワーウインドウが使えない?何が原因?
- 2015.11.09
- 車のメンテナンス
最近は少なくなったかもしれませんが、以前はバッテリーも自分で交換される方が多かったです。
ただ、最近の車はバッテリーにも辿りつかないことが多く、自分での交換を断念するケースもあります。
そんな中、最新の車のバッテリーをより大型化するために、バッテリー交換をされた方が、交換直後にパワーウインドウが動かないトラブルが発生するケースがあります。
これは制御上、リセットが必要なためなのですが、最近は制御系が複雑になり、パワーウインドウだけでなく、さまざまな箇所でのリセットが必要となります。
ここではそのような問題をまとめていきます。
パワーウインドウはリセットが必要
助手席やリア席の窓の動作チェックをしたら、運転席側の集中スイッチで操作ができなくなったと話が有りました。このようなトラブルが発生する車種も多いです。
この場合は、一定の動作を入れることでリセットが出来るようになり、動作が戻ります。比較的多いトラブルはこの現象です。
この話は、ほぼ知られていないケースばかりで、いろいろな情報を探してたどりつきます。
トラブル防止には
そもそもそのようなことになる原因は、パワーウインドウの位置情報をリセットする必要があるためです。
運転席側の集中スイッチは、全席でAutoモードが備わっているため、挟み込み防止のための位置情報を初期設定=リセットしてあげる必要が出てきます。
その証拠に運転席のウインドウは操作できますが、Autoモードが使えなくなっているはずです。トラブル防止のためには、リセットの仕方を理解するだけでOKです。
パワーウインドウだけ?
実はパワーウインドウだけでないところもあり、単純にバッテリー交換だけが原因でもないケースもあります。
昔は高級車の一部に使用されていたエレクトロマルチビジョンに伴う統合システムにて、バッテリー交換後にすべての警告灯が点灯してしまうトラブルが多発したり、タイヤの空気圧をモニタリングするシステムでも、常に警告が出たままになることが発生します。
多くは、リセットモードやスイッチで回避できますが、知らないと焦るしかありませんよね。
バックアップがあればベスト
バッテリー交換時にバックアップ電源を用いておけば避けれるトラブルもあります。
バックアップは、電池でのタイプも出ていますので、比較的安価に対応できますので、知っていて損はありません。オーディオ、ナビの初期設定も面倒なので。
交通事故で困った時は
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