COLUMN車のトラブル解決コラム
スマートエントリーの電池切れでも慌てない。電池の寿命と保管の注意点
- 2016.09.05
- 車のメンテナンス
かつては自動車にキーを差し込んでドアを開けたりエンジンをかけたりしていましたが、最近では自動車にキーを差し込まないスマートエントリーを搭載するものが増えてきました。
スマートエントリーが効かなくなったら
スマートエントリーは、小さなリモコンのボタンを押すだけでいちいちキーを差し込まなくて済むのでとても便利なもので、最近の新車にはほとんど搭載されています。
また、スマートエントリーは自動車メーカーによって呼び名が異なりますが、基本的な使用方法は一緒です。
スマートエントリーは電波を飛ばしてドアの開閉やエンジンを始動したりするので、電池切れしてしまうとこういったことができなくなってしまいます。
ドアに近づけても鍵は開かないし、スタートボタンを押してもエンジンはかかりません。
しかも、突然こういうことがやってくるのでそうなった時はつい慌ててしまいがちです。
そこで、スマートエントリーで電池切れになって使えなくなった時の対処法を覚えましょう。
スマートエントリーの対処法
まずは、スマートエントリーの中に小さなキーが入っていて、それを取り出してドアのカギ穴に差し込んでドアを開けます。
この時に、防犯のイモビライザーが作動するので10秒以内にエンジンをスタートさせます。
これをやらないと大音量の警報が鳴り響くので、速やかに行います。
エンジンのかけ方はブレーキを踏み、電池切れのスマートエントリーをスターターボタンに当ててそのままか指で押します。
これでエンジンがかかれば完了です。
これが電池切れしたときの基本的な対処の方法ですが、メーカーや車種により若干異なる場合もあるのでこうならないためにも必ず取扱説明書で確認をしておきましょう。
電池の寿命は使用頻度や環境によりますが、おおむね1~2年ほどといわれています。
ひとつの目安とするなら、毎年車を買った時期に電池を交換すると電池切れの予防になります。
電池の交換方法は意外と簡単で、ものにもよりますが精密ドライバーがあれば簡単にできます。電池は主にボタン電池で、どこでも売っています。
もちろんディーラーでもやってもらうことができますが、若干手数料がかかります。
また、パソコンやテレビなど電気製品のそばでは電磁波の影響により消耗しやすく、寿命も短くなってしまいます。
スマートエントリーの保管方法
保管するときは、極力こういった電気製品から離れたところにしましょう。
スマートエントリーは、地味な色でとても小さなリモコンのようなもので意外と紛失してしまいがちです。
紛失してしまっては何もできなくなってしまうので、アクセサリをつけるなど紛失しないように気をつけましょう。
交通事故で困った時は
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