COLUMN車のトラブル解決コラム

タイヤのサイドウォールのひび割れ、放置は危険?対処方法はこれ

自動車において、もっとも重要なパーツと言っても過言ではないのがタイヤです。

タイヤは自動車を構成するパーツの中で唯一、路面と接し、タイヤが無ければ走る事はもちろんの事、止まる事や安全の走行する事もできません。
それほどタイヤは重要なパーツです。

タイヤの4大機能

そして、このタイヤには4大機能を持っています。
それが荷重支持、制動・駆動、進路保持、緩衝です

まず荷重支持機能においてはドライバーや同乗者、荷物など重みをしっかりと支える機能です。
次に、制動・駆動機能ですがエンジンからの駆動力を速やかに路面に伝え、ブレーキによる制動力を速やかに路面に伝える力です。

次は進路保持機能です。
直進性を保ち、方向を転換する機能です。

最後に緩衝機能です。
道路はフラットな平面に見えて、実は大小さまざまな凹凸が存在します。
その凹凸面を走行する際に発生する衝撃をタイヤが受け止めます。
これが緩衝機能です。

このように自動車が走行する上でとても重要な機能を持っています。

サイドウォール

特に重要なのがサイドウォールです。
サイドウォールはタイヤを構成する各パーツの中で最も屈伸運動をする部分です。

路面状況や走行状況に応じて、サイドウォールが変形し再度元に戻る運動を激しく繰り返しているためです。
その為、この部分にキズが入ったりひび割れが生じると激しい屈伸運動により、この部分から破裂しバーストします

サイドウォールは意外とキズがつきやすい部分でもあります。
特に縁石等に乗り上げる際にキズが付きやすく、またタイヤはゴム製品なので熱や雨や油、紫外線により劣化します。

この劣化が進行するとトレッド面、サイドウォールにひび割れが生じます。

ひび割れと点検

最初は表面上に薄いひびが生じます。
それが進行すると、深いひび割れとなりひどい状態であると内部の構成部品であるカーカスが見えるほどです。

このひび割れは特に外的要因によって発生しますので、なるべく自動車の保管は車庫保管が望ましいです

しかし、多くの駐車場は青空駐車が多く、もしひび割れが生じてしまいひどい状態であれば交換がお勧めです。

また、一般的な寿命として使用してから3~4年目が多いことから自動車購入から該当時期であれば、一度、点検することをお勧めします。

また、日頃から日常点検において空気圧のチェック、サイドウォールやトレッド面に異変が無いかチェックする事が大切です。
日々のチェックにより、状態を把握できるので安全に走行する事ができますのでお勧めです。

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