COLUMN車のトラブル解決コラム

ガラスコーティングしたのに汚い?!油膜がひどくて見えづらい時の対処方法

「ガラスコーティングがガラスを汚くするということがあるのでしょうか?」という疑問が出ますが、まずはガラスコーティングをする前の処理に問題があります。

最近は、簡単に施工できるガラスコーティングがありますが、下地の処理をしないままコーティングをしてしまうと、取れなくなってしまいます。

そのことが原因であることや撥水力維持のウォッシャーも施工するとさらにまずく、汚いままになってしまいます。

下地処理とは

ガラスコーティング前には多少きれいでも油膜取りは必ず実施しましょう。そうでないとガラスの淵に付着したウロコ(ウォータースポット)が取れません。

そのまま、ガラスコーティングをすると効果が出ないだけでなく、油膜含めて塗りこんでしまう形になり、逆にギラギラして、視界が悪くなってしまいます。

まずは、下地を処理することから丁寧にしてください。

ウロコが取れない

下地処理には油膜取りクリーナーというものを利用し、手で磨きあげますが、場合によっては取りきれない場合があります。
その場合は、ポリッシャ―で磨くことで対処可能です。

ただし、やりすぎると逆効果な場合があり、ガラス面の面質が変化して、歪みが出る可能性があります。そのため、磨きすぎには注意しましょう。

ガラスコーティングが油膜?

先に下地処理を丁寧にしないと逆効果との記載をしましたが、ガラスコーティング自体が油膜になりうることもあります。

下地処理不足はさることながら、塗りこみ時にムラが発生したり、重ね塗りをすることによって、ガラスコーティング上に付着した汚れ、油分がコーティングされて悪影響が出ます。

特に簡易的なものは、材質そのものがシリコン系と呼ばれるもので油分を持っていますので、古くなると膜が固着して、そのものが油膜と化してしまいます。

フッ素系がオススメ

シリコン系のコーティング剤が油膜と化す可能性があることは先に記載しましたが、だとするとおススメはフッ素系と呼ばれるコーティングです。

ただし、フッ素系は専門店が多く使っており、カーショップではなかなか手に入らないものです。

最近はフッ素系とシリコン系のハイブリッドも出ていますので、以前よりはあるかもしれませんが、ちゃんとした商品はまだまだ専門店頼みになります。

ただし、フッ素系の弱点は撥水性が弱くなることです。シリコン系はある意味弾く効果は抜群です。シリコン系は撥水力が落ちる分、環境変化には強い特性があります。

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