COLUMN車のトラブル解決コラム
車検ってどうして高いの?最近多い格安車検はどのようなもの?
- 2015.10.15
- 車検について
車検の季節が来るとどうしても、一時的に高額の支払が発生するとともに、交換パーツなどの費用が掛かり、頭が痛い問題です。
特にディーラーでの車検が費用が高いと分かっていながら、安心度で選択されている方もまだまだいらっしゃいますよね。
最近は、ガソリンスタンドやチェーン展開されている専門車検屋なども増えているのですが、100%の安心度というわけではない判断をされているケースを聞きます。
果して格安車検はやはりよくないのでしょうか。
ユーザー車検とは違う?
随分前ですが、車検の規制が緩和されて、ユーザー車検がクローズアップされたタイミングがありました。
その際は、車検代行で陸運局持ち込みというケースが非常に多かったのですが、最近は、ユーザー車検よりもより専門性を持った整備を格安で行えるシステムを採用している店舗の人気が上がっています。
これだと、ユーザー車検とは異なり、より整備もレベルが高く対応できるため、安心度向上にもつながります。
格安車検のシステムとは
格安車検にも種類はいろいろありますが、料金体系としては3種あるのが標準的です。
簡単に安い、標準、高いで、安いものは分解確認まで、標準はいくつかの整備が追加、高いものは分解整備までというパターンです。
価格帯が上がれば、対応できる範囲も多いという理屈です。
料金は、早期予約等で安くなるという形で、車検取得後に次回の車検予約をすると大幅割引のようなものもあります。予約件数を確保し、稼働率を向上させて、価格を抑えています。
実力とは
格安車検が悪いかと言えばそうでは全くなく、標準的な整備は対応いただけるので、割安感は非常に高いです。
概ね認証工場もあるので、きちんとした整備もありますし、土日対応もできることも魅力です。
ユーザー車検だと陸運局の対応期間以外は車検が受けれないので、時間に厳しい方でも大丈夫です。ちょっとしたパーツ交換含めて対応できるのも助かります。
売り込みはあります
ディーラー車検が一時嫌煙された理由は、必要以上に交換パーツを無条件でせざるを得ないため、金額が上がる傾向があり、そのためユーザー車検などが重宝された部分がありますが、格安車検もどうしても、商売なので通常の整備+αを売り込んでくるのは仕方がありません。
ただし、その分費用は安いものもあります。
ただ、重整備は逆に高くなることもありますので、その内容によって、整備に出すところを選択することも必要です。
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