COLUMN車のトラブル解決コラム
車のバッテリー上がりの原因と対処法
- 2017.03.18
- よくあるトラブル集
車のトラブルの中でも非常に多いバッテリートラブル。
バッテリーが劣化してくると、エンジンがかかりにくくなります。他にも燃費が悪くなったり、ヘッドライトの明るさが不安定、室内灯も薄暗くなりパワーウインドウの不具合や警音器の音量不具合など様々なパーツに不具合がうまれます。
最悪の場合はエンジン始動ができなくなってしまいますのでそうなる前に交換をしましょう。
バッテリーの使用量
バッテリーの寿命は2年から5年。車の使用状況によりことなります。
バッテリー上がりの大きな原因の一つは電源の使いすぎ。現在の車はナビゲーションの画面サイズも大きくなり、モニターの増設やその他にも携帯の充電など室内で使う電気の量がかなり多くなっております。電飾などを施している車はさらに電気の使用が高く、バッテリーが本来持っている蓄電量を上回ってしまうことも。
車のエアコンもかなり大きな電力を使用します。ヘッドライトやブレーキランプなど車に必要なパーツでさえ電力をかなり使いますので
夜間しか車に乗らない人や雨の日しか車に乗らないという方は必要以上にバッテリーを消耗させてしまっている可能性があります。
冬場の夜間の雨が一番バッテリーの使用量が高いでしょう。
さらに、車をあまり使わない人もバッテリーの劣化が進んでしまっていることもあるので注意が必要です。
車のバッテリーは使用していない時でも放電していますので最低でも月に数回はエンジンをかけ車を走らせましょう。
車を使っていても、使用距離が短い場合はバッテリーの充電量に比べ使用量が多くなってしまうため結果としてバッテリーの劣化を招きます。
ヘッドライトのつけっぱなしに気をつけよう
車を使用した後、車を止めたら必ずヘッドライトをオフする習慣をつけましょう。
ヘッドライトを終日つけっぱなしにしておくとバッテリーを消耗させ翌日にはエンジンがかからないことも。
最近の車は、ライトがオートで点灯したり消灯してくれる車もあります。ヘッドライトがつけっぱなしでも運転席のドアを開けると勝手に消灯してくれる便利な機能が備わっていますがそのような車は要注意!!
運転席側から出られず止むを得ず助手席や後部座席から降りたりすると、自動車は運転席にまだ人が乗っているという認識をしライトが自動で消えません。
こうなると、運転手は気がつかずにライトのついた車から離れてしまうことになります。
夜間は、ライトが付いている確認もできますが、昼間にトンネルでライトを使用したことを忘れてしまうこともありますので車を停止したら必ずライトの消灯を確認しましょう。
また、出先で車を止める時にハザードを点滅させながら車庫入れする場合がありますが消し忘れてしまうことにより買い物中にバッテリーが上がってしまうことも多々有ります。
車を止めたら一度、ヘッドライトやハザードなど電気系統のスイッチの確認をしてから降車しましょう。
バッテリー上がりもしもの時のために
もしもの時のために車にはバッテリーのブースターケーブルを積んでおくようにしましょう。
バッテリー上がりのため、エンジンがかからなくなってしまってもこのケーブルさえあれば応急処置ができます。
故障車と正常車をケーブルでつなぎ合わせ、正常車に電源を分けてもらい一時的にエンジンをかけることができます。
注意点は、車のエンジンの規格。故障車と正常車の車の規格はなるべく合わせましょう。軽自動車とトラックなどではエンジンの大きさが異なります。
さらなる故障を招くことにもなりますので同等サイズを選びましょう
バッテリーのブースターケーブルは赤と黒の二本セットになります。
赤がプラス黒がマイナスとなっておりますのでそれぞれ的した場所にセットします。
順番は故障車のプラス→正常車のプラス→正常車のマイナス→故障車の金属部分にセット
正常車のエンジンをかけその後で故障車のエンジンをかけます。
エンジンが始動したらケーブルを外しますがこれも手順がありますので間違えないようにしましょう。
外し方はつけた時と反対の順番で行います。
故障車の金属部分についたマイナス→正常車のマイナス→正常車のプラス→故障車のプラスという順番に外していきます。
順番を間違えたりすると発火の原因になりますので、手順を行う際は慎重に。また、経験者や詳しい人がいる場合はその人に頼むのもいいでしょう。
一度エンジンの上がった車は、バッテリーが弱っています。
応急処置をしたら専門店に行きしっかりみてもらいましょう。
バッテリーは、車の心臓部分です。ガソリンスタンドではバッテリー点検を無料で行っていることもありますのでお出かけ前にチェックしましょう。
特に、遠出をする前は要チェックです。
車はとても便利な乗り物ですがメンテナンスを怠ると、大きな荷物になってしまいます。
日頃からメンテナンスや点検を怠らないようにしましょう。
月に一度はカーメンテナンスを心がけましょう。
交通事故で困った時は
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