COLUMN車のトラブル解決コラム
車のボディについた鉄粉が錆になる?鉄粉除去の方法とその効果は?
- 2016.08.08
- よくあるトラブル集
車のボディに付着する鉄粉は、工場や電車、ブレーキダストなどから発生して大気中に飛散してボディの塗装面に突き刺さった状態で固着し、時間の経過や雨などに反応して酸化して錆の原因となりますが、地域や使用状況などによって付着する量が異なりますので、定期的にチェックするようにします。
洗車では落とせない汚れとは
一度鉄粉が付着すると、洗車などでは簡単には落とす事ができず、黒やシルバーなどのカラーの場合は付着している事に気付き難いので、洗車時にザラツキがあるようであれば付着している可能性が高いです。
また、菓子や煙草などの包装用の透明フィルムを使い、ボディを軽く撫でてザラザラした感じがあったら付着している事になります。
鉄粉のお掃除方法
鉄粉を除去する方法は、軽度の場合は専用のクリーナーで除去でき、重度の場合は専用の粘土で落とす事ができ、両方とも除去する事で光沢や艶が出ます。
専用のクリーナーで除去する方法は、直接ボディに吹き付けると化学反応を起こすので、数分待つと鉄粉錆が車の塗装から浮き上がってくるので、洗車をして汚れを除去して終了となります。
また、専用のクリーナーは全体に吹き付けてしまうと乾きが早く、塗装面にダメージを与えてしまう可能性があるので、必要に応じてパーツ毎に吹き付けた後に水洗いするようにし、1回で除去できない場合は数回に分けて使用します。
水洗いは、直射日光の当たる場所で行うと、ウォータースポットやイオンデジポットの原因となりますので、曇りの日や日陰で行うようにし、服のボタンやアクセサリーなどは傷付きの原因となりますので、適した服装で行うようにします。
粘土を使って取る方法
専用の粘土で除去する方法は、まずは洗車をしてボディに付着した汚れを完全に洗い流した後、粘土を手の平にフィットするように平たく延ばした後、水をかけながら粘土を滑らせるように動かすと、塗装面に突き刺さっている鉄粉を粘土内部に取り込むようにして除去してくれます。
粘土が汚れてきたら折りたたむように中に練り込んでいき、綺麗な面を出せば長く使う事ができ、傷付き防止のために必ず潤滑剤となる水を流しながら行い、強く擦り過ぎないように作業します。
また、粘土を使う場合は微細な傷が付く可能性が非常に高く、多くはコーティングなどを行う前の磨き作業の下地処理で行うので、鉄粉除去のみを目的とした使用は自己責任で行い、白やシルバーなどのカラーは塗装表面がくすんでしまう場合があるので注意しながら作業します。
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