COLUMN車のトラブル解決コラム
ブレーキを踏むとキーキー音が。修理、点検が必要なサイン?
- 2016.09.17
- よくあるトラブル集
自動車はタイヤを回転させて前後に進むことができる便利な乗り物です。
このさいに自動車を前に進めるためにはアクセルを踏み、エンジンの回転数を上げることで可能になり、また走りだした車を止める場合にはブレーキを使ってタイヤの回転を止めることで、停車させることができます。
エンジンの故障の場合には自動車が走行しないだけなのでトラブルとしてはそれほど重大ではありませんが、ブレーキが作動しない場合には停車させることが困難になり衝突させて停車させることになります。
このためブレーキの異常はエンジンの異常よりも注意する必要があります。
ブレーキがきかなくなる原因
ブレーキがきかなくなる原因としては油圧系のトラブルと、装置そのもののトラブルがあります。
油圧系のトラブルとしては油圧オイルに空気が入ったり、オイルそのものの劣化などが考えられます。
空気が混入する場合にはオイル交換時やオイル不足などが考えられ、整備不良のひとつになります。
またオイルの劣化は、圧力によってオイルの温度が上がることがあります。
温度が上がることで沸騰して気泡が混じった状態となり空気が混入した状態になり、効きが悪くなります。
一方で装置系のトラブルとしては、タイヤと一緒に回転するローターが歪んでいたり、そのローターを挟み込むパッドが摩耗しているといったことが考えられます。
また挟み込む力そのものが弱くなっているケースもあります。
キーキー音は前兆?
ブレーキがきかなくなるというのは体感的にしかわからないことが多いものです。
特に油圧系のトラブルは音もなく発生するため気づきにくいものといえます。
一方でローターやパッドの異常は前兆現象としてわかりやすいものです。
ローターの場合には停車がスムーズに行かずに小刻みに衝撃がくるといったことがありますし、パッドの摩耗はキーキーと音を立てます。
特にパッドは摩耗が激しくキーキー音が発生しやすいため、ブレーキの異常をもっとも感じやすいものといえます。
キーキー音を治すには
キーキー音を治す方法はパッドの交換もしくは清掃です。
パッドそのものは3万kmから4万kmで交換するのが目安とされますが、実際には運転する人の癖によって早くなるケースもあります。
摩耗していれば新品に交換するのがもっとも確実な方法といえます。
またパッドそのものが摩耗していない場合でもゴミを挟み込むことでもキーキー音がするケースがありますが、この場合には清掃することでキーキー音を治すことができます。
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