COLUMN車のトラブル解決コラム
車のオイル漏れはすぐに修理が必要か?修理費用はどのくらいかかる?
- 2016.09.18
- よくあるトラブル集
駐車場から車を移動させると、車体の下の路面に黒い染みができていたり、雨の日の駐車場で車の近くの水たまりに油膜が張っていたり。
そんな場合には、あなたの車からオイルが漏れている可能性があります。
原因は何?
車のオイル漏れの原因には、ディーラーやカー用品店などでオイル交換をしたときの作業員による人為的なミスと、エンジン周りの部品の経年劣化の場合があります。
人為的なミスには、例えばオイルパンとドレインボルトの間のシーリングの役目を果たすガスケットを取り付けていなかったり、ドレインボルトを適切なトルクで締め付けていない、あるいはオイルフィルターが適切に取り付けられておらず隙間からオイルがしみ出してきている、などといったものがあります。
一方、エンジン回りの部品の経年劣化は、パーツとパーツのつなぎ目のゴムが劣化して固くなり、伸び縮みしなくなって隙間が生じることで起こります。
すぐに修理は必要?
車のオイル漏れを見つけたら、たとえ漏れが少しだけであってもすぐに修理する必要があります。
オイルが不足している状態で走行していると、エンジン内部の摩擦抵抗が大きくなり、エンジンが焼け付きを起こしてします。
そうなると、修理費は数十万円、ひどい場合には車を買い替えなければならなくなってしまいます。
また、走行中に急にエンジンが停止すると車輪がロックされ、制御不能となり事故を起こす危険もあります。
修理費用はいくらかかる?
人為的なミスの場合には、原因がオイル交換を依頼した店舗の作業であることがはっきりすれば無償で修理してくれる場合もあります。
したがって、オイル交換をした際にはレシートや整備記録を捨てずに車のダッシュボードなどに保管しておくと良いです。
仮に修理代を払わなければならなくなったとすると作業内容によって費用は変わってきます。
ドレインボルトの締め付けのみであれば、トルクレンチで締め付けるだけですぐに終わってしまうので無償で行ってくれるところも多いです。
ガスケット取り付けやドレインボルト交換、オイルフィルター交換となるとオイル交換代に加えパーツ代もかかってきますので、8,000~10,000円程度かかります。
エンジン回りの部品の経年劣化の場合、車のオイル漏れの原因箇所によってはジャッキアップや分解作業が伴いますので作業工賃が高くなります。
一概には言えませんが、数万円から数十万円程度かかる場合がありますので、事前に原因箇所を確認してもらい、見積もりを取ってもらうのがおススメです。
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