COLUMN車のトラブル解決コラム
パンクは気づかない?パンクしたままどのくらいなら走行して大丈夫?
- 2016.07.24
- よくあるトラブル集
タイヤで走行する乗り物といいますと、車以外でもっとシンプルな乗り物で自転車があります。
その自転車で説明しますとわかりやすいのですが、自転車でさえ乗り心地にいつも気を配って乗っている人ならタイヤの空気圧が少なくなった段階でわかるものです。
こんな症状になる
なんとなくハンドルが重たい感じがしますし、地面のデコボコがハンドルを握っている手に伝わってくるからです。
空気圧が減っているだけでもかなり違和感を感じるものですから、パンクをしていたなら間違いなく異変を感じます。もし、感じないのであればそれはあまりにも自転車を乗ることに無関心ということになりますから、とても危険ですし、そのような方は自転車に乗る資格がない烙印を押されても仕方ないでしょう。
このように自転車でさえタイヤがいつもと違う状態になったときは身体になにかしらの異変を感じます。というよりも感じなければいけません。
そうであるならば自転車よりも危険が伴う交通手段である自動車の場合は自転車などとは比べ物にならないくらい危険です。
自分自身がケガをすることも危険ですが、車の場合は同乗者や歩行者に危害を与えることもあります。それもかなり深刻な危害となりますので車に乗っていて「パンクに気づかない」ということはあってはならないことです。
車はとても危険なモノ
車というものは普通の人は何気なく運転していますが、実は法律上は運転に対して厳しい責任を負っていることになります。つまり車は危険な道具ということです。
ニュースなどを見ていますと、事故を起こした運転手に対して業務上過失傷害とか業務上過失致死などという罪名が報じられることがありますが、それだけ責任が重いことを教えてくれています。
パンクをしたまま「どれくらい走行できるか」という問題は、車が「どれだけ損傷するか」という問題でもあります。
「パンクは気づかなければいけない」と指摘しましたが、「気づかないまま」走るなら間違いなく車のほかの部分に悪影響を与えています。
パンクが大きな事故につながる
タイヤがパンク修理だけでは直らないこともありますし、もっと悪い場合はサスペンションが使い物にならなくなる可能性もあります。
そうなりますと、高額な修理費用がかかることになります。
しかし、車は修理をしたり最悪でも買い換えれば済みますが、パンクしまま走行していてハンドルが思うように制御できなくなりほかの人の命にかかわるような事故になりますと大変です。一生後悔するような事態に発展する可能性があるのが車です。「どのくらい走行して大丈夫?」という発想ではなく、すぐに運転をやめることが大切です。
交通事故で困った時は
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