COLUMN車のトラブル解決コラム

車のマフラーに穴が開くとどうなる?修理か交換か、どう対処する?

車に取り付けられているマフラーは有害物質の除去を行うサブマフラーと排気音を小さくするサイレンサーの二つの部分に分けられます。

マフラー穴というトラブルに関してはサイレンサー部分に穴が空いているというケースが多いでしょう。
このために車検に通過できなかったなどの場合には修理なり交換なりをしなくてはならないわけですが、ではこうしたマフラー穴のトラブルはどう対処するのがベストなのでしょうか。

修理をすれば十分なケース

まずは修理をすれば十分対応できるケースについてですが、これは「排気漏れをふさぐことができる」場合です。

例えばマフラー穴が小さくアルミテープを張ればすぐに対応できるなどの場合には交換しなくとも十分でしょう。
穴が1センチ以下などでごく小さいという場合には耐熱パテと耐熱ペイントを使っての補修を行えば対応できますから、どちらかの方法で対応できるのならば問題ありません。

特に「とりあえず今の車検だけを通したい」という場合には交換を考えず修理で行くことをお勧めします

交換をした方が良いケース

では逆に交換をした方が良いケースとしてはどういったものがあるかというと、まずマフラー穴が広範囲にわたっているものや数回穴が空いているケースです。
こういったケースになってくると流石に部品としての寿命を迎えている可能性が高く、特に穴が広範囲にわたっている場合は折れてしまうリスクが出てきます。

マフラーが折れてしまったとなるとまともに走行することすらできなくなりますし、折れてから修理工場を吟味するというのも人によってはかなり困難です。

従って業者などが見て今後折れる可能性がある、もしくはまた同じような穴が開く可能性があるという場合には交換を検討すると良いでしょう

補修と交換にかかる費用の比較

最後に補修・交換の費用の比較についてですが、基本的に穴埋め程度の簡単な作業であれば数千円あれば十分行ってもらえます。

またリフトアップが出来るガソリンスタンドに心当たりがあるのならば、アルミテープを買ってきて自分でふさげばほとんどお金はかかりません。

交換となると費用はそれなりに高く付き、部品代と工賃含めて3~5万円、部品が高額な場合はさらに高額な費用を支払うことになります。
とは言え折れてしまってから対応となるとかなり急がなくてはなりませんから、交換をすると決めたのであれば早めに交換しておくと焦って作業をしてもらうと良いでしょう

交通事故で困った時は

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