COLUMN車のトラブル解決コラム

車のボディにサビが!慌てずに錆トラブルに対応する方法

車のボディは金属製で、その上に塗装が行われていますが、一度傷が付けば金属が酸化して錆びに発展します。
一般的な環境であれば、例え錆びが発生したとしても、車の信頼性に関わる急激な問題は起こりにくいので大丈夫です。

しかし、雨にあたる環境に放置したり、長年傷の対処を行わなければ、急にボディが老朽化したり破損する結果に結び付きます。
最悪のケースでは、ボディに穴が開く事もあり得るので、小さな問題でも先延ばしにせず対処する事が大切です。

ボディの傷には応急手当が必要

車体を擦ってしまったり、見に覚えのない傷に気がついた場合は、錆びの発生を遅らせる簡易的な応急手当が効果を発揮します。
大切なのは金属が表面化するのを防ぐ事で、空気や水分を手当によって遠ざけられれば、ボディの劣化を食い止める事が可能になります

線状に入った傷は、比較的目立たなく補修する事が出来るので、見付けたら直ぐに対処する習慣を持つ事がおすすめです。
深い傷は目立たなくする事が難しいものの、ボディの劣化を防ぐ効果は得られるので、整備工場で修理を受けるまでの間は、タッチアップで防錆処理する事が効果的です。

錆びを見付けたら早めの対応が不可欠

傷を発見した時には既に症状が進行していて、目に見える赤い錆びが出ている時でも、諦めずに最善の対応を心掛ける事が重要です。
指で触って引っかかる程度の症状は、表面から内部に進行し始めていると考えられるので、この時の判断と行動力が今後の結果を左右します。

鉄の酸化物は小さな穴が多く、そこから酸素と水分が進入するので、一度表面に現れると急激に内部に進行する事があります。

原因を根本から解決するには、ヤスリで酸化物を十分に落とし、凹んだ部分をパテで埋めて塗装する事が必要です

ボディの傷や錆びには複数の選択肢が

軽微な傷や凹み程度であれば、鉄の腐食発生する前に防止出来ますし、簡単な対応でも致命的な症状の進行は遅らせられます。
一方、浅くても進行が早い傷に対しては、最終的に求める結果によって幾つかの選択肢から選べます。

ボディの状態が維持出来れば傷は気にならないという人は、ペンタイプの製品でタッチアップを行うだけでも違います。
製品を選ぶ際は、必ず車用の製品から選択する事で、防錆剤を含むタイプが推奨されます。

傷を完全に修復したり、新車同様まで回復したいのであれば、タッチアップ処理後速やかに塗装修理業者に持ち込む事が必要です。

ダメージの範囲が広がれば、修復の手間と費用が増えるので、なるべく被害の初期段階で食い止める事がポイントになります

交通事故で困った時は

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