COLUMN車のトラブル解決コラム
車についた錆は錆ではない!考えられる原因と対処法3つ
- 2016.05.18
- よくあるトラブル集
車を洗っていると、ボディにポツポツと錆のようなものを発見して慌てたことはありませんか。
ボディが錆びてしまうとそこから雨水などが入り込み腐食の原因にもなります。
そうならないためにも、車のサビ取りをしなければと焦ってしまう方も多いと思います。
しかし、そのポツポツが必ずしもサビだとは言えず、他の汚れである可能性もあるのです。
では、他の汚れとは何があるのでしょうか。
車に付いた錆は実は鉄粉だった!
車のボディに付着したものがサビだと思い、サビ取りをしてみたけれど効果がなかったということはありませんか。
そのような場合、ボディに付着しているものは「鉄粉」の可能性があります。
この鉄の粉が付着する原因は、ブレーキを踏む際にブレーキパットの摩擦などで発生した鉄の粉が、空中へ飛散することでボディに付着します。
この鉄くずにはオイルなども含まれていることが多く、そのため粘着性があり一度ボディに付着するとピタリと貼り付いてしまいます。
そしてそのまま放置することで、今度はその鉄くずが酸化を起こし本当のサビへと変化していくのです。
このような状態になると、ボディへの侵蝕の可能性も高くなっていくため、早めの対処が必要となります。
ボディカラーによっては鉄粉に気付きにくい
道路を走行する以上、ボディに鉄くずが付着する可能性は高くなります。
また、鉄くずと同じような黒やシルバーなどの車では、付着していても目立ちにくいため見落としがちになります。
そのため、こまめな洗車とボディのチェックをしていくことが重要です。
鉄くずが付着していることに気付かずにいると、サビが進行してボディを傷めてしまい良くありません。
マイカーを長く乗るためにも、洗車時には鉄くずの付着チェックも行いましょう。
ボディに付着した鉄粉の除去方法
除去方法はいくつかありますが、その方法を選ぶ際には付着状況によって選択することをおすすめします。
例えば、鉄くずの付着量がそれほど多くない場合には、鉄粉除去剤と呼ばれる専用クリーナーを使用すると効果的です。
使用方法は、専用クリーナーをボディに吹きかけてそのまま数分放置します。
すると徐々にボディに貼り付いていた汚れが浮き上がってくるので、その後は拭き取らずに水で洗い流します。
雑巾などで拭き取ろうとしがちですが、汚れは細かい鉄であるためボディに傷を付ける可能性があります。
そのため、水の力で流すようにします。
その後はいつもと同様に洗車を行って全体をキレイにします。
付着している鉄くずの量が多い場合には、鉄粉粘度と呼ばれるものを使用して除去します。
これはボディを洗った後に使用しましょう。
ボディに水をかけながら粘土で汚れの付着した部分を軽くなでるように動かすことで、鉄くずを落とすことができます。
このように、ボディに付いた鉄くずの量に応じて除去方法を変えていきます。
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