COLUMN車のトラブル解決コラム
洗車機でドアミラーが壊れてしまった!壊れる理由・店の責任について
- 2016.06.17
- よくあるトラブル集
最近ではセルフのコイン洗車機がガソリンスタンドにも置かれており、そこに各々が自分の車を洗車する姿があります。
一番いいのは自らの手で洗うことですが、時間はかかるし、汚れてしまうので、そうした意味ではセルフのコイン洗車機は重宝されます。
しかし、洗車機を使用してドアミラーが壊れるといった事案もその分増えています。
もしドアミラーが壊れてしまったら、どうすればいいのでしょうか。
なぜドアミラーは壊れるのか
コイン洗車機に車を入れる際、ドアミラーはたたむことが求められます。
スポンジなどは車のサイドの表面に当てようとしてきます。
そうなれば、突起物であるミラーを考慮しないのは当然で、かなりの負担がかかってきます。
手で動かせるものは折りたたむ方向に機械が動いてくれれば大丈夫ですが、電動の場合は無理にとじようとする力が働くため、故障の原因となってしまいます。
外国の車のようにミラーがたためないもの専用の洗車機もありますが、基本はたたむようにしましょう。
ドアミラーが壊れた場合、店の責任を問えるか
洗車機には注意書きがあり、たいていミラーはたたむようにしてほしいということが書かれています。
しかし、そこまで見ている人はあまりいません。
いくら注意書きがあるからといって店側に何の責任もないのかどうかという話になりますが、注意書きがあった場合には残念ながら店の責任を問うことはできません。
例えばそれが見づらいものだった、消えかかっていたというのであれば責任を多少は問えるでしょうが、それでも思ったほどの成果は得られないでしょう。
特にセルフのガソリンスタンドの場合では自分でやることが前提の為、なかなか責任は問えません。
店の店員が操作していた場合には可能性があるとも言えますが、基本的には自己責任であることを覚えておきましょう。
ミラーがもげることもあるほどの威力
今までなんとかなってきたから、今回も大丈夫だろうと思っているとたいていの場合、不具合を起こすことになります。
今までが奇跡なだけで、そのリスクは常にあります。
また機械によってはドアミラーを避けてくれるものもありますが、古いものであれば堅いスポンジで思いっきり磨きにかかるため、その威力はすさまじく、結果として根こそぎミラーをもいでしまうこともまれにあります。
ミラーやアンテナなど、外部にはみ出しているものは洗車機にかける際には必ず外すようにし、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。
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