どこかからガタガタ聞こえる！車の振動が激しい原因と対策 | 車のトラブル解決！カーSOS

車の振動には幾つかの原因があり、多くの場合は足回りに原因があります。

また、車体の劣化で緩みが発生する事も、車の振動が起こり始めたり、次第に激しい振動に結び付く原因になります。
車の振動は経年変化によるもの、何らかの異常がシグナルを送っている二つがあるので、いずれにしても早く点検を行う事が求められます。

車の振動の放置には、深刻なトラブルに発展するリスクが潜むので、気になる時は足回りから点検する事がおすすめです。

足回りの原因で車の振動は発生します

運転中に車の振動を強く感じたり、激しい揺れに襲われる場合は、車やホイール、サスペンションといった足回りを疑う事がポイントです。

空気圧の減少は、タイヤから発生する振動の主な原因で、最も初歩的なトラブルとして知られています。
対策はタイヤに対する空気の補充が基本で、同時に点検を行う事も重要といえます。

タイヤは空気だけではなく、すり減り方によっても振動を引き起こしたり、揺れや異音等の問題を発生させます。
ホイールの偏りも、激しい車の振動を発生させる要因になります。

これらの問題は、中速以上で走行している時に発覚しやすく、直線道路や高速道路で見付かる事が多くあります。

動力部の故障も激しい振動に繋がります

足回りに異常が見られない場合は、ステアリング系統の問題、ベアリング部分に損傷や破損が発生している可能性が高くなります。
動力部に起こるトラブルは、車体の外からでは分からないので、必ず整備工場に持ち込み検査してもらう必要があります。

この問題は直線よりもカーブで発見される事が多いので、入り組んだ道を走行している最中に異常を感じた時は、足回りと一緒に点検を受ける事が重要と考えられます。

エンジントラブルも激しい車の振動になります

普段から揺れを感じていても、何時もより激しい振動が増す事があれば、それはエンジンに異常が発生していると疑いが持てます。
エンジンに問題が発生すると、燃料の燃焼が上手く出来なくなったり、動作不良に伴って異常音が外に漏れます。

特に音は大きく発せられるので、発見は早く行えますが、症状は深刻になっている確率が高くなります。
一般的なドライバーが手に負える問題ではないので、整備が任せられるプロであったり、設備のある工場でチェックを受ける事が不可欠です。

この段階まで問題が進行していれば、普通に走る事さえ難しくなるので、早めに原因の特定と対策を行い、再び快適に走れるように整備する事が大切です。