COLUMN車のトラブル解決コラム

鳥のフン被害から車を守る。放置せずに早めに正しく除去する方法

駐車中に、車に鳥のフンが付いてしまって困った経験がある方も多いのではないでしょうか。特に洗車したばかりだったり、ワックスをかけたばかりなど、タイミングによっては悲しくなることも。

フンが付いてしまったら、なるべく早めに除去する方が無難です。
放置しておくと、思わぬトラブルを招く可能性もあるからです。
そこで今回は、鳥のフンを正しく取り除く方法についてご紹介します。

鳥のフンの取り方は、フンの状態に合わせる

車に鳥のフンが付いてしまった場合、まだ柔らかい状態のうちに、ウェットティッシュなどを使って早めにふき取りましょう
落ちてからしばらく時間が経過して、固くなったフンにはお湯を使うのが効果的です。

タオルまたはスポンジに熱いお湯をしみこませて、鳥のフンの上にしばらく置いておくと柔らかくなってきます。もちろん水でも良いのですが、時間が余計にかかります。
雨天時はフンも柔らかくなっているため、フンの掃除には最適です。

鳥のフンを放置しておいてはいけない理由

8--10

付いてしまったフンをそのまま放置するのは車にとってマイナスなので、除去を後回しにするのはやめましょう。

鳥のフンは強い酸性の性質を持っています。
クルマに施されている 塗装は、基本はアルカリ性に強いですが、酸性には極めて弱い特性があります。

塗装が酸に触れると、すぐ膨潤が始まってしまい、特に気温が高い夏場では3時間程度で溶け始めます。フンは固化しやすいので、水分が抜けるとカチカチに固まります
鳥のフンの被害が大きくなる一因はこのためです。

手軽にフンを掃除したいなら専用グッズを使うと便利

フンの掃除をする場合には、クルマの塗装を傷めないようにするのがポイントです。
ウェットティッシュで簡単に落とせる場合は別ですが、頑固で落ちにくいフンには、虫とりクリーナーも有効です。

また、フンだけでなく、車内の全ての汚れにも対応できるクリーナーもありますので、そういったものを使うと手軽に掃除ができます。

フンは放置したままだと落としにくくなり、クルマにもダメージが大きくなってしまうので、見つけたらすぐ除去するのが一番です。
硬化系コーティングもフンに効果を発揮しますし、ガラス繊維コーティングも効きます。

その上からワックスをかけると、ボディへのダメージも減らせます
どうしても気になるという方は、ボディカバーをかけておくとフンの被害を防げます。
ただし、風が強い日にはカバーが飛ばないようにしましょう。

交通事故で困った時は

よくあるトラブル集カテゴリの関連記事